自転車ロードレースのもつ独特の面白さを簡潔に表現するならば、
「 多様性 」ではないかと思う。
大集団で走っている自転車選手たちは同じく走っているようで
実はそれぞれ別のことを考えている。
自転車ロードレースというのは、興味のない人からすれば
「自転車のマラソン」に見えるだろうが、実はぜんぜん違う。
マラソン選手の思惑はたったひとつだろう。
すべてのマラソン選手は、たったひとつの目的のために走っている。
つまり、ちょっとでも早くゴールへ辿りつくこと。
その目的のために、勝つか負けるかはともかく、
ペース配分をしつつも、自分の力の許す限り、速く走ろうとするだろう。
だけど、ロードレースでは、ひとりひとり、そのときそのとき、
目的や、役割や、思惑が、まったく違っている。
そういう多様性の絡まり具合がロードレースの面白みで、
最初の山岳ステージしかも頂上ゴールの第7ステージには
その面白みが凝縮されていた。
目的が多様であるため、いくつかの異なる争いが同時に行われている。
別の言い方をすれば、一緒に走っているのに、別のレースをしていることになる。
第7ステージでは、いくつかのレースが同時進行していた。
ひとつには、「今日のステージ優勝をかけたレース」。
このレースの参加者は、
《LPR》ボジージオ、《ナヴィガーレ》セッラ、《ティンコフ》キリエンカら、
逃げ切りを確実にした時点で残っていた先頭集団5名。
キリエンカという名前を聞いて、落語家みたいな名前だなと思った。
前落語協会会長の三代目三遊亭圓歌には、若圓歌、小円歌という弟子がいる。
その流れで、三遊亭キリエンカ。漢字をあてるなら「桐圓歌」かな。
ヴァシル・キリエンカ、08年世界選手権ポイントレース優勝者。
トラックでも活躍するロードレーサーと言えば
第4ステージ優勝のカヴェンディッシュのように
スプリンターが多いだろうと思うのだけど
キリエンカは山岳ステージの頂上ゴールで2位になった。
《ティンコフ》には気になる選手が多い。
ボジージオがアタック、パンクしたセッラが遅れ、
キリエンカが追うが、ボジージオがステージ優勝。
その後方で、また別のレースも進行していた。
最終的な総合優勝を狙う選手たちによる「時間差を稼いでおきたいレース」。
《サウニエルドゥバル》リッコ’、《LPR》ディルーカ、《アスタナ》コンタドール、
優勝候補のうち3人がメイン集団から抜け出した。
3人と一緒に小集団に入った07年「山の王」ピエポリは、
このレースに参加してはいない。
一緒に走っていても、リッコ’のアシストなので、争いの当事者ではない。
参加しているようでいて、実は参加していない。ただリッコ’を助けている。
小集団に入った3人が勝ち組、入れなかった優勝候補は負け組。
まだ先は長いけど、勝ち組3人は、まずちょっと有利になった。
負け組で不利になったのは
《チェッラメンティ》シモーニ、《アスタナ》クレーデン、
《ラボバンク》メンショフあたり。
《LPR》は、ボジージオの区間レースと、ディルーカの総合レース、
両方に参加していたので、チーム戦略としては支離滅裂に見えたが、
結局は両方とも成功した恰好だ。
ピエポリは今年も強い。
07年、シモーニとリッコの献身的なアシストとして働き、
ふたりのエースそれぞれに1勝ずつ譲って、さらに自身も1勝。実質、3勝分。
ついでのように山岳賞を獲得。名実ともに「山の王」。
ピエポリがエースでも戦えそうだが、リッコのアシストに徹するようだ。
関係ないけど、今のところの山岳賞ランキング上位に
「Pietropolli」という名前があって、一瞬ピエポリかと思った。
でもピエポリは「piepoli」、「pietropolli」はピエトロポッリ。
ピエトロポッリは《LPR》、ディルーカのアシストだ。
山岳ポイントの100円貯金をしているようだけど、狙っているのかな。
ピエポリとピエトロポッリの山岳賞争いになったらややこしいけど
まあ、ないか。
第7ステージでは、まだ、もうひとつ別のレースもあった。
「とりあえず今日のところのマリアローザが欲しいレース」。
どうせミラノまで守り続けられないけど、ちょっとでも着たいピンク。
参加者は《クイックステップ》ヴィスコンティと《ゲロルシュタイナー》ルス。
昨日のゴール時点で、ふたりは同タイム。
着順合計でヴィスコンティがマリアローザを着て、ルスは悔しい。
悔しいのでヴィスコンティを徹底マークし、奪おうと狙うルス。
だけど、9秒差をつけてヴィスコンティがマリアローザを守った。
まあ、仕方がない。
「虹のジャージ」を着た世界チャンピオン、ベッティーニが
ヴィスコンティのアシストをしていたのだから。
20080517
ジロ読み(6°Tappa):ちっちゃっ
当初は266km程の長いコースで開催予定だった第6ステージだけど、
連日の移動の大変さに怒った選手たちが主宰者側に抗議して、
周回コースがカットされて231kmに変更された。
それでも、長い長いステージ。
でもTV中継が始まった途端、もう残り30kmだった…。
うーん残念。
ハイペースだからってさ。
結局、マッテーオ・プリアーモ(CSFグループ・ナヴィガーレ)と
アラン・ペレス(エウスカルテル)の2人が最終的に逃げて、
優勝はプリアーモだった。
それにしても、ナヴィガーレのユニフォームってば
腕のところがオレンジと緑の縞模様。
なんだかマクドナルドのドナルドを思い出してしまう…。
なんとかなんなかったのか、あのデザイン。
*
でも一番気になったのは、
この日マリアローザ(総合で一番早い)のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(クイックステップ)。
イタリア国旗ジャージの上にマリアローザを着て、
さらに新人賞のマリアビアンカを重ね着なんて!
名誉なのに、相当な名誉なのに…
表彰台でジャージを着た姿といえば、
マリアローザジャージちっちゃ!
本人もすそが気になってしかたないらしく、
ずっとひっぱってるし!
サイズは色々あろうに、なぜ…。
あいつちっさいから、このサイズだろうなんて感じで
アバウトに決められているのか?
不憫だ。
連日の移動の大変さに怒った選手たちが主宰者側に抗議して、
周回コースがカットされて231kmに変更された。
それでも、長い長いステージ。
でもTV中継が始まった途端、もう残り30kmだった…。
うーん残念。
ハイペースだからってさ。
結局、マッテーオ・プリアーモ(CSFグループ・ナヴィガーレ)と
アラン・ペレス(エウスカルテル)の2人が最終的に逃げて、
優勝はプリアーモだった。
それにしても、ナヴィガーレのユニフォームってば
腕のところがオレンジと緑の縞模様。
なんだかマクドナルドのドナルドを思い出してしまう…。
なんとかなんなかったのか、あのデザイン。
*
でも一番気になったのは、
この日マリアローザ(総合で一番早い)のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(クイックステップ)。
イタリア国旗ジャージの上にマリアローザを着て、
さらに新人賞のマリアビアンカを重ね着なんて!
名誉なのに、相当な名誉なのに…
表彰台でジャージを着た姿といえば、
マリアローザジャージちっちゃ!
本人もすそが気になってしかたないらしく、
ずっとひっぱってるし!
サイズは色々あろうに、なぜ…。
あいつちっさいから、このサイズだろうなんて感じで
アバウトに決められているのか?
不憫だ。
20080516
ジロ読み(5°Tappa):afferrare la fortuna per i capelli
5日目、5人の「逃げ」に《ティンコフ》のブルが入った。
07年ジロで、最終的に強い印象を残したのは
逃げるブルがなびかせていた後ろ髪、
逃げるイグナチェフが深い前傾姿勢で突き上げた尻、
とにかく毎日逃げる《ティンコフ》ではなかったか。
どうせ集団スプリントになるステージ、
「逃げ」の勝ち目なんてほとんどないのだけど、
《ティンコフ》が逃げないことには、盛り上がらない。
……なんて、第3ステージと同じことを思っていたら
思いがけずブルが勝ってしまった。
幸運の女神に後ろ髪はない。幸運なブルの後ろ髪は長い。
ひさびさ、大きな歓声を上げてしまった。
落車で遅れたロビー・マキュアンが、いつのまにか前線復帰して
まさかのスプリント勝利した07年ツール第1ステージ以来だろうか。
今日の「逃げ」の中心人物は
なんといってもイギリスナショナルチャンピオンのデイヴィッド・ミラーだった。
ミラーが入っていたことが逃げ集団を鼓舞し、
また、メイン集団に「逃げ容認」させたのではないか。
そして、たぶん、なにごともなければ、ミラーが勝っていたのではないか。
だけど、ブルがアタックをかけると同時に、ミラーはメカトラブルで止まってしまった。
止まって、バイクを持ち上げ、投げてしまった。
バイクを投げる、と言うと、
カンピオニッシモの息子、アクセル・メルクスを思い出す。
07年ジロ、第4ステージ。
落車して、腹を立てたアクセル・メルクスが、自転車を投げた。
でも、待っていてもチームカーが来ないのでバイク交換できず
結局は投げ飛ばしたバイクに乗ってリスタートした。
逃げメンバーのひとり、《ゲロルシュタイナー》のフレーリンガーは
「ブルはミラーのトラブルを利用した」と非難しているけど
ブルのアタックはミラーのトラブルより早いか、少なくともほぼ同時で、
利用したわけではないと思う。
《ティンコフ》、Tinkoff Credit Systems。
ロシアの大富豪、オレグ・ティンコフが07年に設立。
《Tモバイル》を解雇されたヤン・ウルリッヒ獲得に興味を見せるなど
ヨゴレも気にしない、なりふり構わぬ選手獲得で話題になった。
結局ウルリッヒは引退し、《ティンコフ》で走ることはなかったが
07年ジロでのブル、イグナチェフの逃げっぷりが目立ちに目立って、
ずいぶん強い印象を残した。
ジロに先立つ、07年ツールドランカウイ、第9ステージ。
《メイタン》新城幸也のアタックから13人の「逃げ」が形成され
この逃げ集団のなか、最後まで残った4人のスプリントを制し、ブルが区間優勝。
これが《ティンコフ》の最初の勝利になった。
Pavel Brutt、カタカナ表記にばらつきがある。
サイクリングタイムでは「ブラット」、Jスポーツでは「ブル」。
他に「ブルツ」とされている場合もある。どれがほんとうか。
トルストイなどを好む文学青年だと言う。好感度さらにアップ。
ブルの優勝は嬉しかった。
次はミハイル・イグナチェフのかっこいいところを見たい。
今年、イグナチェフはまだ逃げてない。どうしたのか。
今年の《ティンコフ》はアルベルト・ロッドのために
トレイン形成したりもしているので
逃げてばかりもいられないのかもしれない。
07年ジロで、最終的に強い印象を残したのは
逃げるブルがなびかせていた後ろ髪、
逃げるイグナチェフが深い前傾姿勢で突き上げた尻、
とにかく毎日逃げる《ティンコフ》ではなかったか。
どうせ集団スプリントになるステージ、
「逃げ」の勝ち目なんてほとんどないのだけど、
《ティンコフ》が逃げないことには、盛り上がらない。
……なんて、第3ステージと同じことを思っていたら
思いがけずブルが勝ってしまった。
幸運の女神に後ろ髪はない。幸運なブルの後ろ髪は長い。
ひさびさ、大きな歓声を上げてしまった。
落車で遅れたロビー・マキュアンが、いつのまにか前線復帰して
まさかのスプリント勝利した07年ツール第1ステージ以来だろうか。
今日の「逃げ」の中心人物は
なんといってもイギリスナショナルチャンピオンのデイヴィッド・ミラーだった。
ミラーが入っていたことが逃げ集団を鼓舞し、
また、メイン集団に「逃げ容認」させたのではないか。
そして、たぶん、なにごともなければ、ミラーが勝っていたのではないか。
だけど、ブルがアタックをかけると同時に、ミラーはメカトラブルで止まってしまった。
止まって、バイクを持ち上げ、投げてしまった。
バイクを投げる、と言うと、
カンピオニッシモの息子、アクセル・メルクスを思い出す。
07年ジロ、第4ステージ。
落車して、腹を立てたアクセル・メルクスが、自転車を投げた。
でも、待っていてもチームカーが来ないのでバイク交換できず
結局は投げ飛ばしたバイクに乗ってリスタートした。
逃げメンバーのひとり、《ゲロルシュタイナー》のフレーリンガーは
「ブルはミラーのトラブルを利用した」と非難しているけど
ブルのアタックはミラーのトラブルより早いか、少なくともほぼ同時で、
利用したわけではないと思う。
《ティンコフ》、Tinkoff Credit Systems。
ロシアの大富豪、オレグ・ティンコフが07年に設立。
《Tモバイル》を解雇されたヤン・ウルリッヒ獲得に興味を見せるなど
ヨゴレも気にしない、なりふり構わぬ選手獲得で話題になった。
結局ウルリッヒは引退し、《ティンコフ》で走ることはなかったが
07年ジロでのブル、イグナチェフの逃げっぷりが目立ちに目立って、
ずいぶん強い印象を残した。
ジロに先立つ、07年ツールドランカウイ、第9ステージ。
《メイタン》新城幸也のアタックから13人の「逃げ」が形成され
この逃げ集団のなか、最後まで残った4人のスプリントを制し、ブルが区間優勝。
これが《ティンコフ》の最初の勝利になった。
Pavel Brutt、カタカナ表記にばらつきがある。
サイクリングタイムでは「ブラット」、Jスポーツでは「ブル」。
他に「ブルツ」とされている場合もある。どれがほんとうか。
トルストイなどを好む文学青年だと言う。好感度さらにアップ。
ブルの優勝は嬉しかった。
次はミハイル・イグナチェフのかっこいいところを見たい。
今年、イグナチェフはまだ逃げてない。どうしたのか。
今年の《ティンコフ》はアルベルト・ロッドのために
トレイン形成したりもしているので
逃げてばかりもいられないのかもしれない。
20080514
ジロ読み(4°Tappa):みじかっ
4日目。
昨日に引き続いてスプリント勝負になるであろうステージ。
今日はコフィディスのヴェルブルッヘが単独で逃げる逃げる。
単独の逃げは、風もプレッシャーも真っ向から受ける。
がんばったヴェルブルッヘは、
ゴール前20kmほどで吸収され、
そこからはもう、いつもどおり誰が勝つかわからない状態。
先頭集団にはベッティーニ、ツァベル、マキュアンのおじさん組や
昨日勝ったベンナーティ(イケメン)もいる。
わくわくする。
でもイケメンより、キャラ最強マキュアンに勝って欲しい!
マキュアンじゃなくても、とにかくオーバーサーティに!
30代のわたしとしては、30代をエコヒイキしているのだ。
イケメンよりも。
というか意識せずしてつい、そっち(Notイケメン)を応援してしまうのだった…。
なぜ…?
さておき。
もうゴール前というところで、落車が発生。
選手も自転車もぐしゃぐしゃなすさまじい落車から、
ハイロードの選手がなにごともなかったかのようにぬぉおおと駆け抜けていく。
すげえ!転ばない人は転ばないんだ!と感心している中、
あっという間にイケメンベンナーティが抜け出していく。
昨日に続いて2勝目か?と思ったところで、
後ろからカヴェンディッシュが一気に加速して抜き去り優勝。
--
ここまでは前置きです。
わたしが衝撃を受けたのは、表彰式。
表彰台に上がったカヴェンディッシュ…。
身体が写った瞬間、わたしは叫んだ。
「 足、みじかっ! 」
いやほんと、カヴェンディッシュのファンの方すいませんね。
でもその後も、
「腕もみじかっ!」
「あわあわしてる」
「おねえさん、キスしてないじゃん」と連呼してしまった。
いろんな意味で、気になるカヴェンディッシュだ。
昨日に引き続いてスプリント勝負になるであろうステージ。
今日はコフィディスのヴェルブルッヘが単独で逃げる逃げる。
単独の逃げは、風もプレッシャーも真っ向から受ける。
がんばったヴェルブルッヘは、
ゴール前20kmほどで吸収され、
そこからはもう、いつもどおり誰が勝つかわからない状態。
先頭集団にはベッティーニ、ツァベル、マキュアンのおじさん組や
昨日勝ったベンナーティ(イケメン)もいる。
わくわくする。
でもイケメンより、キャラ最強マキュアンに勝って欲しい!
マキュアンじゃなくても、とにかくオーバーサーティに!
30代のわたしとしては、30代をエコヒイキしているのだ。
イケメンよりも。
というか意識せずしてつい、そっち(Notイケメン)を応援してしまうのだった…。
なぜ…?
さておき。
もうゴール前というところで、落車が発生。
選手も自転車もぐしゃぐしゃなすさまじい落車から、
ハイロードの選手がなにごともなかったかのようにぬぉおおと駆け抜けていく。
すげえ!転ばない人は転ばないんだ!と感心している中、
あっという間にイケメンベンナーティが抜け出していく。
昨日に続いて2勝目か?と思ったところで、
後ろからカヴェンディッシュが一気に加速して抜き去り優勝。
--
ここまでは前置きです。
わたしが衝撃を受けたのは、表彰式。
表彰台に上がったカヴェンディッシュ…。
身体が写った瞬間、わたしは叫んだ。
「 足、みじかっ! 」
いやほんと、カヴェンディッシュのファンの方すいませんね。
でもその後も、
「腕もみじかっ!」
「あわあわしてる」
「おねえさん、キスしてないじゃん」と連呼してしまった。
いろんな意味で、気になるカヴェンディッシュだ。
20080513
ジロ読み(3°Tappa):ジャッポネーゼの投影性同一視
3日目、6人の“逃げ”に《ティンコフ》のブルが入った。
07年ジロで、最終的に強い印象を残したのは
逃げるブルがなびかせていた後ろ髪、
逃げるイグナチェフが深い前傾姿勢で突き上げた尻、
とにかく毎日逃げる《ティンコフ》ではなかったか。
どうせ集団スプリントになるステージ、
“逃げ”の勝ち目なんてほとんどないのだけど、
《ティンコフ》が逃げないことには、盛り上がらない。
さて、数少ないスプリントステージ。
ペタッキを欠くなか、
集団スプリントの主役になるスプリンターは
マキュアン、ベンナーティ、カヴェンディッシュ、
ツァベル、ディーン、オグレディあたりかな。
僕が密かに期待しているスプリンターは
《ティンコフ》のアルベルト・ロッドと
《チェッラメンティ》のダニーロ・ホンド。
ロッドやホンドを実力のマーカーにして、
日本人のジロ勝利までの距離を測りたい。
2月の“ツール・ド・ランカウイ”で
ロッドとホンドはそれぞれ1勝ずつしている。
ホンドが勝った第4ステージでは、ロッドが9位、
《メイタンGDR》宮沢崇史が6位。
ロッドが勝った第5ステージでは、ホンドは22位、
宮沢が4位、清水都貴が8位。
第7ステージでは、ゴール前でロッドとホンドが落車した。
《ナヴィガーレ》リチェーゼが斜行して、ロッドに接触。
ホンドがバランスを崩して、ロッドとともに落車。
そうこうしているうちに《AG2R》ウソフが優勝、宮沢は3位。
このへん、みんなジロに来ている。
と思いきや、おっと、リチェーゼは開幕直前に
4月のレースでのドーピング陽性反応が発覚、出走キャンセルだった。
ロッドやホンドと渡り合えるのだから、宮沢がジロにいても、戦える。
ロッドやホンドが、ジロのスプリントで上位に食い込んでくるならば、
「もしプロトンに宮沢がいたら、どのへんか」と妄想したくなる。
妄想を華やかにするためにも、ロッドとホンドにはがんばってほしい。
ゴール前、激しい位置取り、もがき、
《ティンコフ》の黄色が前線に残っている。
《チェッラメンティ》の青が上がってくる。
行け行け!
ツァベルを寄せつけず、ベンナーティが優勝。強い。
でも、ホンドが3位!ロッドは5位!いいじゃない。
宮沢がいたら4位だったかもしれないよ、なんて。
*
アルベルト・ロッド。
07年は《チェッラメンティ》で走っていた。
07年の“ツール・ド・ランカウイ”では10ステージのうち
5ステージで勝った。憎らしいほど強かった。
08年、《ティンコフ》に移籍。
1月にはスプリンターのためのステージレース“ツアー・オブ・カタール”で
王者ボーネン相手にスプリント1勝を上げている。
07年ジロにはチームが招待されず出場していないが、
06年ジロではスプリント7位、3位、8位と、
ビッグスプリンターに互して勝負に絡んでいる。
あとはジロの区間優勝が欲しいところ。
ダニーロ・ホンド。
04年から《ゲロルシュタイナー》のエースとして走り、
ジロでもステージ2勝する活躍していたが
05年にドーピング陽性反応があり、チーム解雇。
2年間の出場停止処分を受け、もう引退だろうとも言われたが
07年は《ティンコフ》で復帰、しかし目立った戦績はなかった。
08年、《チェッラメンティ》に移籍。
《ティンコフ》と《チェッラメンティ》はロッドとホンドをトレードしたのか?
“ランカウイ”の1勝は復活宣言、やはりジロの区間優勝が欲しいところ。
07年ジロで、最終的に強い印象を残したのは
逃げるブルがなびかせていた後ろ髪、
逃げるイグナチェフが深い前傾姿勢で突き上げた尻、
とにかく毎日逃げる《ティンコフ》ではなかったか。
どうせ集団スプリントになるステージ、
“逃げ”の勝ち目なんてほとんどないのだけど、
《ティンコフ》が逃げないことには、盛り上がらない。
さて、数少ないスプリントステージ。
ペタッキを欠くなか、
集団スプリントの主役になるスプリンターは
マキュアン、ベンナーティ、カヴェンディッシュ、
ツァベル、ディーン、オグレディあたりかな。
僕が密かに期待しているスプリンターは
《ティンコフ》のアルベルト・ロッドと
《チェッラメンティ》のダニーロ・ホンド。
ロッドやホンドを実力のマーカーにして、
日本人のジロ勝利までの距離を測りたい。
2月の“ツール・ド・ランカウイ”で
ロッドとホンドはそれぞれ1勝ずつしている。
ホンドが勝った第4ステージでは、ロッドが9位、
《メイタンGDR》宮沢崇史が6位。
ロッドが勝った第5ステージでは、ホンドは22位、
宮沢が4位、清水都貴が8位。
第7ステージでは、ゴール前でロッドとホンドが落車した。
《ナヴィガーレ》リチェーゼが斜行して、ロッドに接触。
ホンドがバランスを崩して、ロッドとともに落車。
そうこうしているうちに《AG2R》ウソフが優勝、宮沢は3位。
このへん、みんなジロに来ている。
と思いきや、おっと、リチェーゼは開幕直前に
4月のレースでのドーピング陽性反応が発覚、出走キャンセルだった。
ロッドやホンドと渡り合えるのだから、宮沢がジロにいても、戦える。
ロッドやホンドが、ジロのスプリントで上位に食い込んでくるならば、
「もしプロトンに宮沢がいたら、どのへんか」と妄想したくなる。
妄想を華やかにするためにも、ロッドとホンドにはがんばってほしい。
ゴール前、激しい位置取り、もがき、
《ティンコフ》の黄色が前線に残っている。
《チェッラメンティ》の青が上がってくる。
行け行け!
ツァベルを寄せつけず、ベンナーティが優勝。強い。
でも、ホンドが3位!ロッドは5位!いいじゃない。
宮沢がいたら4位だったかもしれないよ、なんて。
*
アルベルト・ロッド。
07年は《チェッラメンティ》で走っていた。
07年の“ツール・ド・ランカウイ”では10ステージのうち
5ステージで勝った。憎らしいほど強かった。
08年、《ティンコフ》に移籍。
1月にはスプリンターのためのステージレース“ツアー・オブ・カタール”で
王者ボーネン相手にスプリント1勝を上げている。
07年ジロにはチームが招待されず出場していないが、
06年ジロではスプリント7位、3位、8位と、
ビッグスプリンターに互して勝負に絡んでいる。
あとはジロの区間優勝が欲しいところ。
ダニーロ・ホンド。
04年から《ゲロルシュタイナー》のエースとして走り、
ジロでもステージ2勝する活躍していたが
05年にドーピング陽性反応があり、チーム解雇。
2年間の出場停止処分を受け、もう引退だろうとも言われたが
07年は《ティンコフ》で復帰、しかし目立った戦績はなかった。
08年、《チェッラメンティ》に移籍。
《ティンコフ》と《チェッラメンティ》はロッドとホンドをトレードしたのか?
“ランカウイ”の1勝は復活宣言、やはりジロの区間優勝が欲しいところ。
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