はーちゃんが我が家にきて3周年を記念し
この3年間のはーちゃんにまつわる思い出を
カウントダウン形式で振り返ろうという企画です。
…というのを去年ピコリが第2位まで書いていたのです。
第1位はよっこ書いてね、と言われたまま放置で1年。
はーちゃん記念日4周年を記念して、では第1位をば。
はーちゃんがうちに来たのは2007年2月3日のこと。
それから毎日毎日「にゃっにゃっ」と鳴きながら夜中に部屋じゅうを探索しては、
うちに慣れようとしていたころ、その事件は起きた。
しかも出勤前の慌ただしい朝の時間に。
台所のガスレンジの下は物入れになっていて、両開きの扉がついている。
その中にゴミ箱を置いていて、ゴミを捨てようと扉を開けると、
その中どうなってるの?とでもいうように、はーちゃんが覗きこんだ。
気になるところは開けて見せてあげていたので、見てもいいよと何気なく扉をちゃんと開けてあげた、
まではよかった。
はーちゃんはふんふんとにおいを嗅ぎながら物入れの中に入っていく。
のんびりその姿を見ていると、なにやら奥の壁に手をかけて、さらに奥を覗こうとしている。
わたしは奥はただの壁だと思っていたのに、その奥があるの?!と驚いているとさらに、
はーちゃんがジャンプした、かと思うと消えた!!
物入れの更に奥の知らない空間へ消えたのだ。
わたしはといえば、どどどうなってるの!?どどどうすればいいの!?とパニックになりながら、ピコリを呼んだ。
この奥に、奥に、はーちゃんがあああ!とパニックなわたしに、ここ開ければいいんじゃない?と冷静なひとこと。
どうやら奥はガスの配管がある場所らしく、壁はネジで止まっているだけだった。
あっという間にネジを外して、壁が外れた途端にはーちゃんが飛び出てきた。
落ち着こうと毛づくろいをしているくらいで、大丈夫な様子。
そんな、わたしだけがパニックな事件がはーちゃんが来てすぐにあったのでした。
台所のガス台の下の奥には空間があります。ありますとも。