20110203

第1位 台所のガス台の下には

はーちゃんが我が家にきて3周年を記念し

この3年間のはーちゃんにまつわる思い出を

カウントダウン形式で振り返ろうという企画です。


…というのを去年ピコリが第2位まで書いていたのです。

第1位はよっこ書いてね、と言われたまま放置で1年。

はーちゃん記念日4周年を記念して、では第1位をば。


はーちゃんがうちに来たのは2007年2月3日のこと。

それから毎日毎日「にゃっにゃっ」と鳴きながら夜中に部屋じゅうを探索しては、

うちに慣れようとしていたころ、その事件は起きた。

しかも出勤前の慌ただしい朝の時間に。


台所のガスレンジの下は物入れになっていて、両開きの扉がついている。

その中にゴミ箱を置いていて、ゴミを捨てようと扉を開けると、

その中どうなってるの?とでもいうように、はーちゃんが覗きこんだ。

気になるところは開けて見せてあげていたので、見てもいいよと何気なく扉をちゃんと開けてあげた、

まではよかった。


はーちゃんはふんふんとにおいを嗅ぎながら物入れの中に入っていく。

のんびりその姿を見ていると、なにやら奥の壁に手をかけて、さらに奥を覗こうとしている。

わたしは奥はただの壁だと思っていたのに、その奥があるの?!と驚いているとさらに、

はーちゃんがジャンプした、かと思うと消えた!!


物入れの更に奥の知らない空間へ消えたのだ。


わたしはといえば、どどどうなってるの!?どどどうすればいいの!?とパニックになりながら、ピコリを呼んだ。


この奥に、奥に、はーちゃんがあああ!とパニックなわたしに、ここ開ければいいんじゃない?と冷静なひとこと。

どうやら奥はガスの配管がある場所らしく、壁はネジで止まっているだけだった。

あっという間にネジを外して、壁が外れた途端にはーちゃんが飛び出てきた。

落ち着こうと毛づくろいをしているくらいで、大丈夫な様子。


そんな、わたしだけがパニックな事件がはーちゃんが来てすぐにあったのでした。


台所のガス台の下の奥には空間があります。ありますとも。



 ピコリ、エライ!