20070731

接近戦その2

ちなみにわたしは逃げられません。


20070730

接近戦

この微妙な距離感。



見合って見合って。



…この後、もっと接近したところ、はーちゃんに逃げられました。

20070728

つれない話し相手

ピコリとはツールの「 ドーピング問題 」について、
悲しいね、とか
テンション下がっちゃうね、とか
簡単な言葉でしか話していない。

 「 うん…? 」

これからもあの選手が!?と、やるせない気持ちになるかもしれない。
難しいことは、わたしにはよくわからない。
でも、またテレビをつけてレースを観てしまうだろう。
ロードレーサーにも乗ってしまうだろう。

 「 ん… 」

だって、もうすきになっちゃったんだもん!
もう始まっちゃったんだもん!
だって楽しいんだもん!
片思いだけど、いいんだもん!

…あ、ちょっと言い過ぎ。

 「 …… 」

はーちゃん、聞いてる?

 「 ! 」

だってだってなんだもーん、である。
いや、ほんと。
恋愛にも似た、こんな感情でスポーツを見る日が来るとは。
それだけでも、「 ツールよ今夜もありがとう 」なのです。

 「 …… 」

はーちゃんってば~!

20070727

人間たちのレース

いま、自転車ロードレースの最高峰
「ツール・ド・フランス」が開催されています。

1日ごとのステージは
200キロ以上の距離を走ったり、
アルプスやピレネーの峠を越えたり、
過酷なコースレイアウトが設定されています。
僕なんて、どの1日のステージも完走できませんが
3週間もレースは続いていきます。
今年はロンドンをスタートし、
ベルギーやスペインに入りつつ、
明後日にはパリにゴールします。


  長丁場のレースには
  オヤツが不可欠。
  アイスキャンディーにも自転車。

毎日、自転車で走り続ける選手たちは、たいへんです。
でも、テレビで観戦しているほうも、けっこうたいへんです。
毎日、夜中の1時までわいわい応援していると
当然ながら朝は眠くて仕方がありません。
それでも、寝ぼけながら仕事に出かけて、疲れて帰ってきたら、
また夜中までテレビ観戦です。

それでも、一日も欠かすことなく、テレビを観ているのは
このレースが最高にドラマティックで、
最高にエキサイティングだからです。
毎日、毎日、まったく予想もしないようなことが起きて、
驚きは尽きず、飽きることなどまったくありません。
個性的なヒーローたちの活躍に、
歓声を上げるほど興奮したり、
ほろりと泣きそうになったり、
げらげら笑い転げたり、
息を詰め、まばたきも忘れるほど見入ったり。

   * * *

そんなヒーローたちのなかから、
とても残念なかたちで退場していく者が
何人か出てしまいました。
現時点ではあくまでも「疑い」ですが、ドーピングです。

あまりのショックで、
何を感じているのか、うまく言えないのですが
「カラ手形をつかまされた」という感じの、
むなしさと悔しさが入り交じった気持ちになりました。
夢でごちそうを食べる寸前に目が覚めたような。


   ポッドキャストのプレゼントで
   いただいたボトル。
   2006年はドーピング問題の
   渦中にあったTモバイルチームのもの。
   今年はクリーンなチームづくりに
   取り組んでいるけど、
   ツール中にまた違反者を出してしまった。

自転車レース界の体質が悪い。
チームの運営が悪い。
やっぱり個人が悪い。
いろいろなことが言われるけど
ぜんぶがホントウで、
ぜんぶがウソだろう。

   * * *

このまえ、美術館のチャリティー図録バーゲンで
1988年に開催された小川原修の展覧会の図録を買いました。
これには小川原修本人が文章が掲載されているのですが
ドーピング問題を考えているうちに
なぜだか彼の言葉が思い出されました。

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  私は時に〈個〉と〈群〉ということを考える。〈個〉は〈個〉
 なのだし〈群〉は〈群〉なのだ。その関係に優劣はない。しかし
 〈個〉は常に〈群〉の中に放置され、〈群〉の内部の多様な相関
 性の中を浮游する。〈個〉が〈群〉に取り囲まれながらも自分自
 身である為には、〈群〉そのものが押しつけてくる様々なエレメ
 ントを、消しゴムで一つ一つ消し去っていかなければならない。
 私は自分の経過の曲折を振り返って、本来の自分を見つけ出す為
 に、ある種の消去法を用いて来たのではないかという気がしてく
 る。
        ーーーー小川原修「遥かなるイマージュを」より

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ドーピングに限らず
「倫理」(つまり、「正しさ」の問題)には
〈個〉と〈群〉の関係が干渉するものです。
たとえば、極端な例かもしれないけれど
戦時情勢下で、自分の良心に忠実であることが
どれほど難しいことだったか
というようなこと。

弱さも、ずるさも、だらしなさも、
人間のもの。
自転車レースには、
よくも、悪くも、「 人間くささ 」が現れます。
自転車レースに失望したくない気持ちは、
人類に失望したくない気持ちと、
ほとんど等しい。

だから今日もまた
テレビを点けてしまうのです。

   * * *

逃げろ!
逃げろ!
ボーヘルト!

20070725

呼ばれたら


すぐ反応。

20070723

目が合っただけなのに



ねだられている気がする…
(ごはんか?)

20070722

にぼしゲットの陰には



この体勢あり。

ふたたび

 「 にぼし! 」

 「 あーん 」



無事ゲット。

必死!

 「 ! 」

 「 にぼしっ!! 」

 「 に、 」

 「 にぼ、」

 「 し、、、」

 「 、、、 」






撃沈。

20070718

ごはん?

わたしがキッチンの方へ行くと、追いかけてくるはーちゃん。
自分のお皿の近くでアピール。

 「 ごはん? 」

ちがうよ~
 「 なんだ… 」

毎回、毎回、ごくろうさま。

20070717

『サイドカーに犬』

自転車映画の紹介である。
『サイドカーに犬』である。

のっけから自転車映画であると決めつけた。
そこは譲らない。
これは自転車映画だ。
サイドカーの映画に見せかけて、実のところは自転車の映画だ。

主演の竹内結子ちゃんは自転車に乗って登場する。
長嶋有の原作の小説『サイドカーに犬』では
 《銀色の大きな自転車》
 《ドロップハンドルの高価そうな車体》
 《あまり女の人が乗っているのをみたことはないような、
  スポーツタイプのデザイン》
とされている。
映画では、クロモリのホリゾンタル・フレームのロードレーサーだ。
カラーリングは銀色ではなく、きれいな緑色。



クレジットには、「自転車技術指導 森幸春」とあった。
元日本チャンピオンの指導、たいへんなことである。

夏休みである。
もうひとりの主人公、小学4年生の少女は、自転車に乗れない。
でも乗れるようになる。
「自転車に乗れた日」ーーーそれは誰にだって特別な日だ。

他にも、ママチャリや、アイスキャンディー売りの自転車も出てくる。

エンディング曲は、なんか知らない女の子だけど
劇中挿入歌はRCサクセションの地味な名曲「いいことばかりはありゃしない」である。
 ♪金が、欲しくて、働いて・・・眠るだけ・・・
原作小説にもRCサクセションが出てくるけど、曲の指定はない。
よい選曲である。
原作にRCサクセションが登場するのは偶然ではない。
当然ながら、忌野清志郎をロック界随一の自転車乗りと心得てこそのことである。

思わず、こう言いたくなる。
いやあ、自転車って、ほんっとうにいいものですねっ!

もうちょっと、遠くへ。

3連休の最終日、雨の予報がくつがえって晴れた。
いつもは朝早くに起きて出かけるのだけど
ゆっくり起きたので昼近い出発になった。

また風車を見にいこうと思って、石狩のほうへ。
風車は、いい。
遠くから眺めるのもいいけど、近くで見上げるのもいい。
フォルムが美しい。
そして実はとても力強い音を立てている。









ちょっと太陽の塔に似ているところもよい。

前は風車のところまで行って、しばらく眺めて、
もう無理だと思って来た道を引き返したのだけど、
今回は、

 もうちょっと、遠くへ。

と思った。
そして、また漕ぎ出した。

ほんの少しずつだけど、強くなってきた。
ごく僅かずつだけど、速くなってきた。
それがわかる。
強さそのもの、速さそのものが、嬉しいわけじゃなく

 もうちょっと、遠くへ。

と思えるのが、嬉しい。
少しずつ、僅かずつ、遠くへ行けるようになっていく。

次はまた、もうちょっと、遠くへ。

20070714

ひもねずみキャッチ

ひもねずみ(ひもにねずみのおもちゃをくくりつけたもの)を、
ひょいっと投げるとキャッチするはーちゃん。
遊び始めは調子が出ないのか、わたしの投げ方がだめなのか…

 キャッチ成功!

 あ。

 成功!(というか抱っこ?)

 あ。

 あれ?


くやしいが、投げるのピコリの方がうまいんだよな~。

20070712

そんな一枚

表情があるなあ、と、はーちゃんを見ているといつも思う。
かわいいばっかりじゃなくて、
悪い顔や、ずるい顔、困った顔や、いろいろ。
なんとも複雑な表情をする。



これは、きっと、不満顔。

20070709

よかったよかった

はーちゃんの保護をしてくれていたTさんからメールが届く。
同時期に保護をしていた2匹の猫も、
預かってくれていたご友人のうちの子に正式になったそう。
写真でしか知らない2匹のことも気がかりだったから、 ほっとした。


ねえ、はーちゃんよかったね。
 「 ? 」

よかったよね?
 「 ん。」

わかってるかな~。

20070708

羊蹄山を3分の2周

母が小屋の進捗状況を見にニセコへ行くというので、一緒に出かけることにし、
車に自転車を積んでもらって、ニセコの道を走ってみることにした。
ニセコ〜真狩〜京極。
羊蹄山を一周する道の、だいたい3分の2周くらい。

プロのレースだと「まあ、『丘』程度の登りですね」と言われるくらいの
そんなにきつくはないアップダウンが続く道のり。
だけど、僕には、『丘』が『激坂』に感じられる。

くじけそうになりながら、どうにか登りを乗り切り、
下りになるとヒャッホー!っと叫びそうな勢いで下る。
調子に乗ってスピードを出して下ったあとに
「もっと休みながら下ればよかった」と思ったり。

今日のゴール、京極ふきだし公園には
羊蹄山の雪解け水がどうどうと流れていて
水汲みの人たちであふれかえっている。
僕も走りながら飲み尽くしたボトルに水を汲んで、飲む。
ひんやり冷たくて、すっきりおいしい。
ついでに頭から水をかぶってみたりして。





走ったあとは、京極温泉でひとやすみ。
京極温泉の露天風呂は、正面に羊蹄山を望む、ぜいたくな景色。

*

楽しく走ったのはいいけど、もちろん身体は疲れるし、
疲れると眠くなる。
だけど、夜はフランスの方面に用事があるので、忙しい。
自転車シーズンは、乗りたいし、観たいし、
そのへんの両立がたいへんだ。

シルバー・ファーン

昨日から始まった『 Tour de France 』

チーム紹介のプレゼンテーションも時間をさいて放映してくれてうれしい。
ヘルメット&サングラスをしていない素顔が見れる数少ないチャンスなので、
いい男チェックしなければ!って感じで真剣に見入る。
残念なことにサングラスしといほしかったよ…っていうパターンもあり。
カルペツとかさ。いや、すきだけど。
ちなみに、活躍するかは未知数だけど、「リクイガス」というチームの
フィリッポ・ポッツァートはイタリア男って感じの端正なお顔立ち。
かっちょいいわけですよ。
まあ、そんなこと言っててもレースが始まると顔とか関係なくなるけど。

*

昨日、そんなプレゼンを見ていて気になったのが、
チームジャージではないナショナルチャンピオンジャージ(※)のこと。

※各国で開催のナショナル選手権優勝者が着用できるジャージのこと。
自国の国旗、国のシンボルカラーを所属チームのジャージに組み込んだデザイン。

大抵は国旗の色合いで作られていて、見てすぐどこの国なのかわかる。
でも「クレディアグリコル」というチームのジュリアン・ディーンという選手が
ニュージーランドチャンピオンと呼ばれたけど、
黒に銀色の葉っぱ模様のジャージだった。
ジャージはかっこいいけど、あれ?ニュージーランドの国旗って黒じゃないよなあ…
と思ってピコリに聞くと、
「そういえば、ニュージーランドのラグビーのユニフォームも黒だよね」と言う。
ラグビーのことは知らん。

でも今日は引き続き安静にしている日(ひきこもり)なのでWIKIで調べてみた。

 これがシルバー・ファーン。

どうやら、わたしが葉っぱと思った植物は「シルバー・ファーン」という
ニュージーランドに自生するシダ植物だそう。
その銀白色の葉は神秘的でマオリ人(先住民)の信仰の対象とされていた。
そして現在では「ニュージーランド」のアイデンティティの象徴として、
オールブラックス(ラグビーチームね)のユニフォームにデザインされていて、
ニュージーランドのスポーツ界では、
その銀色のシダをあしらったユニフォームを着ることや
オールブラックスの一員に選ばれることが名誉とされているらしい。

なるほど。
だからニュージーランドチャンピオンジャージ(長い!)も国旗ではなく、
オールブラックスにあやかったデザインなわけか~。

20070707

また滝へ

夏風邪で寝込むよっこを置いて、
ひとりで平和の滝まで行ってきた。

行きはとにかくずっとダラダラ登りで
スピード出せない自分をフガイナク思い、
さらに滝の手前にがっつりした登りがあって
トドメをさされ、泣きたくなりながら、
でも、もうすぐゴールだとわかっているので
どうにか辿り着く。
この程度、しょぼい話だけど、ほんとうに、つらい。





でも、帰りはとにかく下り。ずーっと下り。
下りの自転車は楽しい。
スピードメータは初めて50キロ超の速度を記録。
帰り道はひたすら快感。
この快感を知っているので、ついついまた、
あのつらい登りを走ってしまう・・

行きに、買ったばかりのグローブを
背中ポケットに入れていて、落とした。
帰りに拾えたので、嬉しかった。
何も得はしていないのに、とても得した気分。

*

あと、今日はなぜか、巨大サイドバッグを取り付けた
旅する自転車の集団を2組も見かけた。
どこかで旅する自転車の集会でもあるのか・・?

さあ、ツール・ド・フランスがはじまりますよ!!

夏風邪である

はーちゃんでなく、わたしが。
今日からツール・ド・フランスが始まるというのに。
一週間ブランクがあると体力が落ちて、自転車に乗ると疲れちゃうというのに。
…ってもう、いいことなし!わたしのばか!
今週ずっと調子が悪く、何度か仕事も休んでしまった。
徐々によくなってきているんだけど、まあ安静にしているわけです。

わたしが布団で寝ていると、
いつもはクローゼットの中で寝ている時間のはーちゃんがやってきて、
足元やら胸の上やらにどっかりと、寝てしまう。

 こんな感じで。どっかり。

 飽きてきたら毛づくろい。

 毛づくろいは続く。

 そしてあらぬ方向を見る。


ただ声をかけにくるときだけのときもあるし、
お見舞いなのかなんなのか、
こういうとき、はーちゃんは何を考えているんだろうなあ。

20070706

わっしょいわっしょい

まつりだ、まつりだ。
明日から、年に一度のまつりがはじまるよー!
わっしょいわっしょい。

先日からクラフトワークの『ツールドフランス』を聴いて
ツールに向けてテンションを上げているところです。
ツール・ド・フランス

グランツールは長丁場なので
選手も早くに調子を上げすぎると、途中で落ちることがあるようです。
僕のテンションは3週間、上がったままでいけるかな。

今、ツールドフランスを取り巻く状況、
というか、自転車ロードレース界全体が
ドーピング騒ぎでてんやわんやになっています。
おととしまでツールの中心にいたような有力選手が
今年のスタートリストにはいなくなっています。
競技全体がドーピングに染まっているとまで言われる
自転車ロードレース界の、浄化がはじまっているのでしょう。

と、なれば、今年のツールに期待されることは
新しい時代を担う、新しい世代の選手の台頭でしょう。
ジロ・デ・イタリアでシュレクやリッコが活躍したように
ツールも若い選手に盛り上げてもらいたいなーと思います。

20070704

ブルータスにダメ出し

いま最新号の『ブルータス』が
「NO BIKE , NO LIFE」と題した自転車特集をしています。
自転車全般を扱っているけど、
メインで打ち出しているのはピストバイク。
アメリカ発のストリートファッション的ニュアンスでの自転車
ということになるのかな。

ロードも、ジロにひっかけて、ちょっとは取り上げられているのだけど、
どうもウソが目について仕方がない。

「 日本でもプロチームが発足 」というのは
たぶんNIPPOメイタンのことだろうが、
残念ながらいまのところは、まだ、プロチームどころか
コンチネンタルプロチームでさえない。
早く昇格してほしいのはヤマヤマだけど
勝手に昇格させちゃいけない。

ジロ・デ・イタリアを
「 ツール・ド・フランスの前哨戦などともいわれる 」って
どこで誰が言っているんだ、そんなこと。
ジロとツールの両方に出場する選手なんて、何人いるだろう。
ツールの調整でジロを走ることはあっても、
どちらも本気で走るのは厳しい。
だからこそダブルツール達成は偉業と言われるのであって
ジロが前哨戦になることなんて、あり得ない。

きわめつけは、
ブレーキのないピストバイクで公道を走ることは
法律違反だと言った直後に
「 ひとつのカルチャーだと思います 」って。
なんだそりゃ。
ピストを擁護したいがために、大胆に支離滅裂な論理破綻。
まったく、びっくりするほど破天荒な雑誌である。

『ブルータス』が自転車を特集するってのは
自転車ブームが来ているんだなと思わせるけど、
ブームって浅薄なまま終わることが多い。
そういう浅薄なブームを軽薄に作るのが『ブルータス』の仕事だ。
したがって、『ブルータス』は日本の自転車界にとっての試練だ。
『ブルータス』を乗り越えて、続いていってこそ、
自転車は文化として根付くのだろう。

根付くかなあ。

20070701

普段着でプチヒルクライム

ヨッコの前輪のブレーキ、僕の後輪のブレーキが
キーキー鳴るようになった。
自分で調整してみようかとも思ったのだけど
原因がイマイチわからなかったし、
ブレーキに間違いがあると怖いので、
買ったショップに持っていった。
ちょっと、のつもりだったので、
自転車の服は着ないで、普段着にヘルメットでお出かけ。

僕の予想では、ブレーキの位置がずれて
「ブレーキの片効き」になったのだろうと思っていたのだけど
予想は外れていた。
原因のひとつは、ホイールのリムの汚れ。→きれいに拭いてくれた。
もうひとつは、ブレーキシューの硬化。→やすりで削ってくれた。

キーキー鳴るのが恐ろしくて、
あまりブレーキを強くかけないようにしていたのだけど
逆に、たまに強くブレーキをかけてやったほうがいいらしい。
強くブレーキをかけることで、固くなったブレーキシューも
ほどよく削れるそうだ。
うーむ。

ついでに、クランクの取り替えについて相談。
脚の長さが違うので、クランクの長さも変えたい、という
かなりレアな注文だけど、やってみましょうと言ってくれた。
ただ、ちょうどよい部品がなかったので、また改めて。
ポジションも含め、自転車が、だんだんと「僕の自転車」になっていく。

あと、サイクルコンピュータを買って、取り付けてもらった。

スピードと距離が測れるもの。
あんまり数字に気を取られるのもどうかと思って、まだ付けていなかったのだけど
そろそろ走った距離くらいは把握したくなったので付けてみた。
心拍数やケイデンスも測れるものを、はじめは欲しかったのだけど、
少なくとも今の自分には必要ないと判断(そこまでのレベルじゃない)。

ショップから、そのまま「ギャラリー門馬」へ。
高級住宅地の、高級住宅が立ち並ぶなか、
もともと高級住宅だったものを転用したのであろうギャラリー。


多くの高級住宅地がそうであるように、ここも、高台にある。
したがって、そこへ行くには登り道がある。
といっても、「山」ではなく、「坂」というほどでもなく、
いわゆる「丘」という程度の上りで、しかも距離はちょっぴり。
それなのに、よっこは、ヘロヘロだ。
意外と登れているなーと思って見ていたのだけど
ギャラリー門馬に辿り着いたときには
モンテ・ゾンコランを登った人のような顔をしていた。

そのあと、相生坊に蕎麦を食べに行きたかったのだけど
よっこが「もうこれ以上登れない」と言うので、断念。
でも古祁庵の蕎麦を食べて、幸せである。