20080928

上から見た、



ごろんとしたところ。

20080925

おしり



おしりを壁につけていると安心らしい。

はまなす車いすマラソン2008









20080917

ツールド北海道2008(表彰式点景)



自転車マンこと野寺選手のウィリー!
キッズじゃなく、おっさんからのリクエストでも、見せてくれていた。
それを見たオランダ人たちは・・・



ウィリーの身振りをして大笑いする
オランダのU23ナショナルチャンピオンジャージ。



炎天下、座らされている選手たち。
なかなか並ばない、話を聞かずに喋っている、だるい姿勢、
高校の行事みたいな雰囲気だ。



他チームの選手同士もわきあいあいと話している。
フランクな会話が聞こえてくる。
たまに、聞いちゃいけなかったかもって思うような内容も耳に入る。



逆に、ひそひそ話されると、ちょっと気になる。



賞品のドブロクの箱を開けるチャンピオン。
このドブロク、各賞にもあって、3本はもらっていた。



どっかのベイビーにメイタン旗を巻こうとするチャンピオン。
うまく巻けず、内田DRに任せていた。

20080915

ツールド北海道2008(表彰式)

最終ステージ終わっての各賞表彰。
ずらり並んだお偉いさん(おっさん)の頭越しにしか見られない。
レースを終えて疲れている選手たちは、炎天下のなか全員集合させられ、
地べたに座ったまま、形式的なセレモニーに延々付き合わされている。
気の毒としか言いようがない。
観客にとっても間延びした式典で、面白くもない。
どうにかしてほしい。

しかしともかく、走った選手のみなさん、すばらしいレースをありがとう。
賞を採った選手のみなさん、おめでとう。
よいレースを見た満足感と、
レースが終わってしまった寂しさが入り混じる、
楽しいようなせつないような気持ちです。



U23個人総合時間賞、鹿屋体育大学の伊藤雅和選手。
まだ2年生だって?
先々が楽しみです。
最終日に逆転されたアンカー福田選手の悔しい表情も印象的だった。



団体総合時間賞、ヴァン・ヴリエ(オランダ)。
総合争いの2位、3位を占めているだけあって、チーム総合はトップ。



個人総合山岳賞、ヴァン・ヴリエのヴァン・レイジェン。
コメントを求められて、
「昨日もう決まってたし、今さら別に。今日はとても疲れた」
と正直に語っていた。
これは僕の勝手な想像だけど、ほんとうは
「とても疲れたから、いいかげん、もう帰らせてよ」
と言ってたんじゃないかなあ。
通訳の人、一瞬、口ごもってたし。



個人総合ポイント賞、ボーナスタイム争いのついでに
ポイントが集まったので、宮澤選手が獲得。



そして、総合優勝。梅丹本舗GDRエキップアサダ、宮澤崇史選手。
最終日の最後の最後まで確定しないハラハラの展開だったけど
チーム全員でがっちり守った結果。
この優勝が、来期の大口スポンサー獲得につながると喜ばしいのだけど。

★宮澤選手インタビュー
 ・第5ステージ終了後
 ・第6ステージ終了後
 ・総合優勝表彰

ツールド北海道2008(第6ステージ@モエレ沼)

ツールド北海道、最終日。
モエレ沼でのクリテリウム(周回レース)。
公園内のコースを22周する。
22周のうち、フィニッシュを含む5周にはボーナスタイムが設けられている。
「1秒差」でトップに立つメイタン宮澤選手としては、直接のライバル選手に
ボーナスタイムを取らせないようレースを運ばなければならない。

5回のうち3回目まで、宮澤選手はスプリントでライバルに競り勝ち、
2着、1着、1着と入って8秒を稼ぐ。
2位につけているオランダ選手との差を「1秒」から「5秒」まで開く。
とはいえ、フィニッシュでの1着には「10秒」のボーナスがあり、
まだ逆転の可能性は残す。
メイタンはいくつかの作戦を展開し、ヴァンヴリエを揺さぶる。
福島選手、岡崎選手が集団を牽き、レースを高速化させ、ふるい落とす。
新城選手、清水選手がぎゅんぎゅん逃げて、他チームに追わせる。
大学生の選手たちは続々とリタイアに追い込まれる。
最終日まで残ったのに、無念だろう。
だけど、周回遅れになっては走り続けられない。

やがて、総合争いに関係のない逃げが決まり、
新人賞争いの関係でアンカーが追うが捕まらず、
小集団スプリントをアイサン西谷選手が制した。
この時点でフィニッシュのボーナスタイムは消えたため
同時に総合優勝も決した。



リーダージャージの宮澤選手とメイタンの仲間たち。



ぎゅんぎゅん逃げるユキヤ&ミヤタカ。



お天気もよく、芝生でピクニック気分の観戦。
クリテリウム観戦はまた違った楽しみ。



ステージ優勝の西谷選手。
表彰式、トマムでも江別でも間近に見られたけど、札幌では近寄れない。
ずうずうしくも立ちはだかるスタッフの頭がじゃまで、表彰台の写真が撮りにくい。
この運営スタイル、どうも気に入らないなあ。

20080914

ツールド北海道2008(第5ステージ・ゴール地点)

サコッシュ大漁でホクホクしたけど、そのあとがたいへん。
急いでゴール地点まで行かなければレースが終わってしまう。
またレースを追いかけていき、途中で別ルートを走り、どうにか先回り。
ほとんど暴走とも言える大会関係バスのアシストを受けて
すれすれ江別市の野幌運動公園に走り込んだ。
ゴールまで500メートル、300メートル、ああ、先頭が来た!
逃げの3人がスプリントしていく。
誰かが勝ったと実況が叫んでいるが、
それより、宮澤はどうした!?



いた!
新城選手がリーダージャージの宮澤選手を牽いてきた。



前日のトマムのゴールとは違って、
江別にはたくさん観客が集まっていた。
観客が乗ってきたロードレーサーだらけだ。



にぎやかで、うれしい。



宮澤選手の総合リーダー表彰。
メイタン宮澤選手は「1秒差」の総合リーダーを守った。
明日、最終ステージはモエレ沼のクレテリウム。
6、10、14、18周目のラップにボーナスタイムが設定されており、
フィニッシュのボーナスタイムも大きい。
守っていても勝てない、攻めるしかない「1秒差」。



宮澤選手インタビュー。
チームとしての自信と誇りに満ちている。
モエレ沼、見逃せない。



補給地点で拾ったメイタンのサコッシュ。
もじもじ君のため選手に話しかけるなんてできない僕に代わって
よっこが、このレースを走っている5人の選手
ひとりひとりにお願いして、サインを集めてくれた。
よっこ、えらい。よっこ、かっこいい。
5人のサイン入りサコッシュ、家宝である。

ツールド北海道2008(第5ステージ・補給地点)

スタートを見送ったあと、
車に乗り込んでレースを追いかける。
といっても、レースの後方は常に渋滞しているので、
すぐに追いついてしまう。
そして、もちろん追い抜くことはできない。
だから、途中で別のルートに入って、先回りする。
およそ100キロほど進んだ、補給地点へ行ってみた。
車を停められそうな場所には、すでにチームの車が停まっていて、
駐車して観戦するのは難しい状態。
そこで、ちょっと離れた場所に車を置いて、
積んでおいた自転車で移動することにした。
小さな丘をふたつほど越えていく。



こういうような場所。
山と川があって、ほかには特になにもない。



遠近法の消失点までぐねぐねとまっすぐな道。
この向こうから一団がやってくるのを待っている。
チーム関係者の無線に、あと10分くらい、とか、
早口の情報が飛び込んでくるのが聞こえる。



ちょっとだけレースのコースを走ったミニベロ。
思いがけないところで役に立ってよかった。



メイタン福島晋一選手、岡崎和也選手。
岡崎選手はボトルを入れ替え中。



補給地点ではスピードを落としている、はずなのだけど
やっぱり速い。



「くださーい」、「はいよー」。
ロードレースは世にも珍しい「食べながらするスポーツ」。
袋(サコッシュ)のなかには食料が入っている。
選手たちはサコッシュから食料を取り出して、
背中のポケットにしまう。
そのあと、サコッシュは投げ捨てる。



選手が投げ捨てたサコッシュを観客が奪い合う、
というのはヨーロッパの話で
ツールド北海道の場合は観客がいないので、スタッフが拾い集める。
僕たちは自転車で車に戻りながら、サコッシュを集めた。
メイタン、シマノ、ニッポ、アンカー、アイサン、など、大収穫。

ツールド北海道2008(第5ステージ・スタート地点)

さっさとチェックアウトし、ぱっとしない朝食バイキングを食べ、
スタート1時間前にはもうスタート地点をうろうろしていた。
前日のゴールといい、この日のスタートといい、
観客が少なすぎて「よい場所を確保する」という必要がない。
選択肢が多すぎると、うまく物を考えられなくなるというのは
一種の現代病だろうか。
とにかく、どこにいていいのかわからないので、うろうろする。
うろうろしているうちに、ウチワとか、叩いて鳴らす風船とかをもらった。



スタートを待つ。
夜は急に雨が降ったが、朝にはよく晴れた。



出走サインに選手たちが集まってくる。
オーストラリア人の選手たちはホテルから出てくるのが早かった。
早起きナンバーワンだ。



スタートを待つプロトン。
見ている場所の、ほんとうに、すぐ目の前に選手がいる。
その気になれば飛び込むこともできるほど。
飛び込みはしないけど。



マビックカー。
この写真だけなら、本家ツールドフランスと見分けがつかないかも?
いやいや、よく見ると、練馬ナンバーだ。



パレード走行でスタートしていくプロトン。
オランダ人選手はこちらを凝視している。
バイクのおじさんも。

ツールド北海道2008(第4ステージ・ゴール地点)

ツールド北海道、3日目。
午前中には帯広で第3ステージのタイムトライアルがあった。
ちょうどその頃、
出かける空気を察し不機嫌になるはーちゃんを残し、
僕たちは札幌を発ち、トマムへ向かった。
午後1時に第4ステージのレースが帯広からスタート。
狩勝峠を越えてトマムへゴールする。
ひさびさの長い距離の運転に緊張しながらも
トマムでのゴールに間に合うように先を急いだ。
ゴール地点のホテル「アルファリゾートトマム」にチェックインして
一息ついて、いそいそとゴールに出かけた。
あまり人がいない。
いるけど、みんな関係者っぽくて、
僕たちのようなただの観客はあまりいないように見える。
慣れない場所では、人の真似をして振る舞うべし。
そうしたいのだが、どう振る舞うか、真似るべき相手を見つけられない。
居てよい場所なのか、わるい場所なのか、わからない。
うろうろ、こそこそと動き回って、居心地のよい場所を見つける。
あとから思えば、すべてが居てよい場所であって、悩む必要はなかった。



登坂力の問われる頂上ゴール。
不向きと思われるステージながら、
ステージ優勝したオランダ人選手に食らいついて
メイタン宮澤崇史が2着に入った。



観戦する子どもたち。



表彰式を待つレースの一団。



談笑するメイタン新城幸也&清水都貴を隠し撮り。



午前はTT、午後は山岳。
スプリンター宮澤にとっては厳しい1日。
この日をうまく乗り切ることに集中してきたと
インタビューに答えていた。
結果、TTで4位に入ってライバルから秒差を奪い、
頂上ゴール2着によりボーナスタイムを得て、
総合リーダージャージ獲得。
上々の結果。
オリンピックに向けて絞り込んだ身体が、ここで活きたか。
とはいえ、2位のオランダ人に「1秒差」。
残り2ステージ、この僅差を守り抜かなければならない。