20070321

さとう家に2台のロードレーサーが届くまでの長いような短いような経過(その5)

新しい自転車を買おうか、というコンセンサスが
なんとなく家庭内に醸成されてきたのはよいが
どんな自転車がほしいのか、まだわからなかった。

ひとことで自転車と言っても、いろいろある。
今までぜんぜん興味がなかったので、
「いろいろ」の中身なんて知らなかった。

とにかく速く走るための自転車、
山や荒野を走るための自転車、
街なかで快適に走るための自転車
旅をする自転車、
持ち歩ける自転車、などなどなど。
いろいろある。
いろいろあって、いろいろ気になる。
いろいろのなかで、自分が何をほしいのか、わからない。

たとえば、まあ、レコード屋さんで
「どのレーベルの、どのアーティストの、どのアルバムが欲しいか」
と選び始めるよりも手前の段階で、
「どういうジャンルの音楽を聴きたいのかもわからない」
という状態だった。
ロックなのか、クラシックなのか、演歌なのか、ジャズなのか、という。