平日は大体、6時頃起きようと思って目覚ましをかけている。
でも基本的に目覚ましの前、日によっては4時台、5時台に
はーちゃんの鳴き声で起こされる…。
今日は日曜だし、ちょっとゆっくり寝ていたかった。
なにせ、ここ3週間は『 ジロ・デ・イタリア 』観戦で毎日睡眠不足だから。
なのに、朝というより早朝にそれは起こった。
スヤスヤと寝ていたはずの私の上、しかも胸の上に
はーちゃんがジャンプして、着地したのだ。
「 ぐぇ 」
鈍い声を出す私。
悪びれるはずもなく、平然とそのまま横切ってベッドから降りていく。
「 い、いま何時? 」とよろよろと時計を見ると、4:30。
早い!早いよ!!
ちょっと悲しくなりながら、いつの間にかまた寝てしまった。
どのくらい経ったのか。
また、同じようにジャンプ、着地されて目が覚めた。
今度はそのまま私の上に座るはーちゃん。
寝たふりをしていると、肉球で頬骨のあたりをちょいと押された。
「 ! 」
びっくりした。
この起こし方はちょっとうれしいじゃないの。
いそいそと起き出す私。時計を見ると、6:30だった。
はーちゃん(寝ている私の上)、ねえ、
重いよ…。