さっさとチェックアウトし、ぱっとしない朝食バイキングを食べ、
スタート1時間前にはもうスタート地点をうろうろしていた。
前日のゴールといい、この日のスタートといい、
観客が少なすぎて「よい場所を確保する」という必要がない。
選択肢が多すぎると、うまく物を考えられなくなるというのは
一種の現代病だろうか。
とにかく、どこにいていいのかわからないので、うろうろする。
うろうろしているうちに、ウチワとか、叩いて鳴らす風船とかをもらった。
スタートを待つ。
夜は急に雨が降ったが、朝にはよく晴れた。
出走サインに選手たちが集まってくる。
オーストラリア人の選手たちはホテルから出てくるのが早かった。
早起きナンバーワンだ。
スタートを待つプロトン。
見ている場所の、ほんとうに、すぐ目の前に選手がいる。
その気になれば飛び込むこともできるほど。
飛び込みはしないけど。
マビックカー。
この写真だけなら、本家ツールドフランスと見分けがつかないかも?
いやいや、よく見ると、練馬ナンバーだ。
パレード走行でスタートしていくプロトン。
オランダ人選手はこちらを凝視している。
バイクのおじさんも。