20080914

ツールド北海道2008(第5ステージ・補給地点)

スタートを見送ったあと、
車に乗り込んでレースを追いかける。
といっても、レースの後方は常に渋滞しているので、
すぐに追いついてしまう。
そして、もちろん追い抜くことはできない。
だから、途中で別のルートに入って、先回りする。
およそ100キロほど進んだ、補給地点へ行ってみた。
車を停められそうな場所には、すでにチームの車が停まっていて、
駐車して観戦するのは難しい状態。
そこで、ちょっと離れた場所に車を置いて、
積んでおいた自転車で移動することにした。
小さな丘をふたつほど越えていく。



こういうような場所。
山と川があって、ほかには特になにもない。



遠近法の消失点までぐねぐねとまっすぐな道。
この向こうから一団がやってくるのを待っている。
チーム関係者の無線に、あと10分くらい、とか、
早口の情報が飛び込んでくるのが聞こえる。



ちょっとだけレースのコースを走ったミニベロ。
思いがけないところで役に立ってよかった。



メイタン福島晋一選手、岡崎和也選手。
岡崎選手はボトルを入れ替え中。



補給地点ではスピードを落としている、はずなのだけど
やっぱり速い。



「くださーい」、「はいよー」。
ロードレースは世にも珍しい「食べながらするスポーツ」。
袋(サコッシュ)のなかには食料が入っている。
選手たちはサコッシュから食料を取り出して、
背中のポケットにしまう。
そのあと、サコッシュは投げ捨てる。



選手が投げ捨てたサコッシュを観客が奪い合う、
というのはヨーロッパの話で
ツールド北海道の場合は観客がいないので、スタッフが拾い集める。
僕たちは自転車で車に戻りながら、サコッシュを集めた。
メイタン、シマノ、ニッポ、アンカー、アイサン、など、大収穫。