20080915

ツールド北海道2008(第6ステージ@モエレ沼)

ツールド北海道、最終日。
モエレ沼でのクリテリウム(周回レース)。
公園内のコースを22周する。
22周のうち、フィニッシュを含む5周にはボーナスタイムが設けられている。
「1秒差」でトップに立つメイタン宮澤選手としては、直接のライバル選手に
ボーナスタイムを取らせないようレースを運ばなければならない。

5回のうち3回目まで、宮澤選手はスプリントでライバルに競り勝ち、
2着、1着、1着と入って8秒を稼ぐ。
2位につけているオランダ選手との差を「1秒」から「5秒」まで開く。
とはいえ、フィニッシュでの1着には「10秒」のボーナスがあり、
まだ逆転の可能性は残す。
メイタンはいくつかの作戦を展開し、ヴァンヴリエを揺さぶる。
福島選手、岡崎選手が集団を牽き、レースを高速化させ、ふるい落とす。
新城選手、清水選手がぎゅんぎゅん逃げて、他チームに追わせる。
大学生の選手たちは続々とリタイアに追い込まれる。
最終日まで残ったのに、無念だろう。
だけど、周回遅れになっては走り続けられない。

やがて、総合争いに関係のない逃げが決まり、
新人賞争いの関係でアンカーが追うが捕まらず、
小集団スプリントをアイサン西谷選手が制した。
この時点でフィニッシュのボーナスタイムは消えたため
同時に総合優勝も決した。



リーダージャージの宮澤選手とメイタンの仲間たち。



ぎゅんぎゅん逃げるユキヤ&ミヤタカ。



お天気もよく、芝生でピクニック気分の観戦。
クリテリウム観戦はまた違った楽しみ。



ステージ優勝の西谷選手。
表彰式、トマムでも江別でも間近に見られたけど、札幌では近寄れない。
ずうずうしくも立ちはだかるスタッフの頭がじゃまで、表彰台の写真が撮りにくい。
この運営スタイル、どうも気に入らないなあ。