20070708

シルバー・ファーン

昨日から始まった『 Tour de France 』

チーム紹介のプレゼンテーションも時間をさいて放映してくれてうれしい。
ヘルメット&サングラスをしていない素顔が見れる数少ないチャンスなので、
いい男チェックしなければ!って感じで真剣に見入る。
残念なことにサングラスしといほしかったよ…っていうパターンもあり。
カルペツとかさ。いや、すきだけど。
ちなみに、活躍するかは未知数だけど、「リクイガス」というチームの
フィリッポ・ポッツァートはイタリア男って感じの端正なお顔立ち。
かっちょいいわけですよ。
まあ、そんなこと言っててもレースが始まると顔とか関係なくなるけど。

*

昨日、そんなプレゼンを見ていて気になったのが、
チームジャージではないナショナルチャンピオンジャージ(※)のこと。

※各国で開催のナショナル選手権優勝者が着用できるジャージのこと。
自国の国旗、国のシンボルカラーを所属チームのジャージに組み込んだデザイン。

大抵は国旗の色合いで作られていて、見てすぐどこの国なのかわかる。
でも「クレディアグリコル」というチームのジュリアン・ディーンという選手が
ニュージーランドチャンピオンと呼ばれたけど、
黒に銀色の葉っぱ模様のジャージだった。
ジャージはかっこいいけど、あれ?ニュージーランドの国旗って黒じゃないよなあ…
と思ってピコリに聞くと、
「そういえば、ニュージーランドのラグビーのユニフォームも黒だよね」と言う。
ラグビーのことは知らん。

でも今日は引き続き安静にしている日(ひきこもり)なのでWIKIで調べてみた。

 これがシルバー・ファーン。

どうやら、わたしが葉っぱと思った植物は「シルバー・ファーン」という
ニュージーランドに自生するシダ植物だそう。
その銀白色の葉は神秘的でマオリ人(先住民)の信仰の対象とされていた。
そして現在では「ニュージーランド」のアイデンティティの象徴として、
オールブラックス(ラグビーチームね)のユニフォームにデザインされていて、
ニュージーランドのスポーツ界では、
その銀色のシダをあしらったユニフォームを着ることや
オールブラックスの一員に選ばれることが名誉とされているらしい。

なるほど。
だからニュージーランドチャンピオンジャージ(長い!)も国旗ではなく、
オールブラックスにあやかったデザインなわけか~。