先週は、北広島までロードレーサーで行ってきた。
自転車仲間でもあるタマーさんのオーボエを聴きに。
芸術の秋到来かと思われた。
が、今週は開催中の『ダリ展』へ行こうかと言っていたのにもかかわらず、
「餃子食べに行く?」とのピコリの一言に、
思わず「行くっ」と力強く答えたわたしだった。
食欲の秋到来である。
やっぱり2週連続で走ると身体が軽いなあ、と思いつつ
わりと楽に目的地『あおぞら銭函3丁め』という名前の通り、
小樽市銭函3丁目にある、餃子屋さんへ到着。
11時オープンで、着いたのはその直後だったと思うけれど、
車がたくさん止まっていて、お客さんもたくさんいて驚く。
そういや自転車のひとはいなかった。
「ジャンボ餃子定食」にした。
がぶっと。
隣の席の、赤ちゃん連れご夫婦の
「夫の話がまったくもって面白くなく、妻に一度も笑顔なし、相槌すらなし」
という恐ろしい状況にハラハラしながらも、餃子はおいしく頂いた。
餃子の皮は、小麦粉に鶏がらスープをまぜて作っているそうで、もっちり。
具ももちろんおいしくて、満足の味とボリュームだった。
今度は水餃子を食べたい。
さて、帰ろうかと思っていたら、
ピコリに「腹ごなしに風車見に行く?」と聞かれる。
風車…。
そういやまだわたしは見たことがなかったから、うっかり「うん」と言ってしまう。
この返事は本当にうっかりだったよ!
うかつだったよ!
*
ここは小樽で、風車は石狩にあるのだった。
石狩…というか風車の場所が遠かった。
向かい風、しかも餃子でお腹が重いし、休憩後だから足も重い。
こいでもこいでも着かないというか、ここどこ?という感じ。
風車のある場所は、毎年行く『RISING SUN ROCK FESTIVAL』の会場近くと
聞いていたので、ようやく見覚えのある風景が出てきてホッとする。
でも会場近くを走り抜けても、まだ風車は見えてこない。
「風車は?」と聞くと、
「どこかな~?いつも適当に行って着くんだけど。」という答え。
適当に行く場所に連れて行こうとしてたのかよ!
確実な道を走ってくれよ!と思いつつ、仕方ないので必死に着いて行った。
やっと風車が見えても、近いようで遠い…。
到着したときにはへとへとだった。
こっちは「かりんぷう」
遠くに見える、「かぜるちゃん」
まあ、結果から言うと、風車はすごく気に入った。
一番気に入ったのは、風をきる音。
「ぶわわわーん」「ひゅるるるー」と、人工的に作られた風車なのに、音が心地よい。
ずっと聞いていたいような気持ちになる。
*
あとは、もう帰るだけ。
でも石狩新港というこのあたりがわかりずらいせいで、無駄にたくさん走った。
確かにRSRのときも、帰り道わかりずらかったよ…と後から思う。
日光に弱いわたしは、このあたりでもう頭痛がして、さらにへとへと。
何度も弱音を吐きつつ、
疲労回復に栄養ドリンクを飲んで、
ピコリに「ヨッコ、弱い」と言われつつ、
なんとか帰宅。
疲れた~。