20070203

さとう家に猫がやって来るまで(その1)

いつか猫と暮らしたいと思っていた。
実家には常に猫が居たし、それが普通の状態だったから。
でももちろん、一人暮らしのときは賃貸アパートでペット不可だったし、
狭い部屋で暮らさせるのは忍びない…
いつかもっと甲斐性ができたら!と思っていた。

結婚して「さとう家」になって、分譲マンションに引越したとき、
もしのっぴきならない猫を拾ってしまったら飼おうね!と意気込んだのに、
ちっともそんな出会いがない。
…まったくない。

そんなわけで、こっちからのっぴきならない猫を探そうと毎日夕刊で「猫差し上げます」欄を
チェックしていたのだけど、何ヶ月かの子猫ばかりであまりのっぴきならない感じがしない。
夕刊を読んでいる人の数も膨大だろうし、多分、子猫より成猫のほうが飼おうと思う人が少なかろう、
のっぴきならないだろうと、里親募集のサイトをチェックし始めた。
札幌で成猫に限定して探していたら、2004年春生まれの猫がいた。
キジ白で、つぶらな瞳。

里親になりたいのですが…とその猫を保護している方にメールを出した。
それが1月28日のこと。