朝、といっても9時頃に起きるとまたはーちゃんがいない。
ご飯も手をつけていないし、トイレもそのまま。
「はーちゃーんどこー?」と呼びながら探すと、
今度は窓と小上がりの隙間に入り込んで顔を隠していた。
ここは寒かろうとひっぱり出したら、またキッチンの隅っこへ移動。
その後は「にゃーにゃー」と大きな声で鳴きながら、
流し台に手をかけて立ち上がって見てみたり、
どうやら部屋を探索している様子。
私たちはとにかく静かに、そして背を低くして、
「にゃー」と鳴くと「はーい」と返事をしながら見守っていた。
ひとしきりキッチンで鳴いたあと、
居間へ移動したはーちゃんは本棚の下から2段目に入って鳴いたり、
テーブルの下に入ってまた鳴いたりしていた。
ひとしきり動いたら、また窓と小上がりの隙間に顔を隠してしまった。
とりあえず、そのままそっとしておく。
何度もはーちゃんを見に行ってみたけれど、そのままの体勢でいる。
預かっていたYさんが、昼間は寝ていて夜活発だった、と言っていたので
今は眠い時間なのかもしれない。
19時頃、覗いてみると目を開けていたのでいつの間にか起きていたようで、
19時頃、覗いてみると目を開けていたのでいつの間にか起きていたようで、
狭い中で顔を洗っていた。
昨日よりは、だいぶリラックスしている様子。
でも出てはこない。
23時を過ぎても出てこない。
23時を過ぎても出てこない。
隙間にいると窓からの結露した水滴で体が濡れてしまっている。
無理にそこからはひっぱりだして、タオルで体を拭いたらどうやら嫌だったらしく(そりゃそうだ…)、
今度はテーブルの下にじっとしてしまった。
ピコリがもう隙間に入らないように、と新聞紙をまるめて隙間を埋め尽くしてみた。
ピコリがもう隙間に入らないように、と新聞紙をまるめて隙間を埋め尽くしてみた。
そして体を拭いたタオルを隙間の前に置いておいた。
そのタオルがあんなことになろうとは…。
それが2月4日夜、はーちゃんが来た次の日のこと。