20080518

ジロ読み(8°Tappa):総合など序盤のまとめ

イタリア1周、3週間の旅も、もう8日目。
序盤から、中盤へ。

今年のジロは、ほんとうに単なるスプリントステージが少ない。
というか、ほとんどない。

見かけていないけど、マキュアンはまだ走っているのだろうか。
調べたら、一応まだ走っていた。完走する気はなかろうが。
何かトラブルあったのか、ただ疲れたのか、
《ティンコフ》ロッドはもう自転車を下りたようだ。

8ステージはリッコ’が登りスプリントを制して勝った。
ピエポリのアシストが強力だ。
リッコ’、もし今が調子のピークなら、今後きつくなりそうだが、
だいじょうぶなのか。どうなのか。

ディルーカが挙動不審だ。
何を考えているのかわからない度合いが、ベッティーニを上回っている。
とは言え、総合順位、タイムは詰めていっている。

「キラー」ディルーカのタイムを基準に、有力っぽい選手を見ていくと、
「コブラ」リッコ’が、6秒遅れ。
「パンクで泣いちゃった」セッラが、9秒遅れ。
「小鳥が好き」コンタドールが、29秒遅れ。
「ラーメン」ペリツォッティが、44秒遅れ。
「イル・ファルコ」サヴォルデッリが、1分3秒遅れ。
「山の王または黒ヒゲ危機一髪」ピエポリが、1分11秒遅れ。
「ツァベル、リース、ウルリッヒ、ケスラー、ヴィノクロフら、
  いつも疑惑の人々のチームメイト」クレーデンが、1分12秒遅れ。
「ロバ飼い」ブルセギンが、1分30秒遅れ。
「ジーボ」シモーニが、1分46秒遅れ。
「アメリカ人」ライプハイマーが、1分47秒遅れ。
「ロシア人」メンショフが、1分49秒遅れ。
「特になし」ペトロフが、1分55秒遅れ。

ブルセギンやペトロフが有力っぽいのかどうかって?
いや、たぶん、世間ではそんなことはないでしょう。
個人的に気にしているだけ。

個人的に気になると言えば、ピエトロポッリ。
第8ステージ5位でゴールしていた。
ゴール前の争い直前までアシストしていたピエポリより先着、
それどころかチームのエース・ディルーカより先着していた。
ピエトロポッリは地味にポイントを稼いでいて、
ポイント賞、22ポイントで18位(ピエポリは16ポイントで24位)、
山岳賞、5ポイントで7位(ピエポリはまだ山岳ポイントなし)。
地味すぎて気にかけていないと忘れそうだけど、
しばらく追跡調査を続けたい。

(序盤のまとめ)
ここまでなにひとついいとこなしのシモーニに
がんばってもらいたい。
がんばりすぎていて笑えてしまうディルーカにも
もっとがんばってもらいたい。